公園閉鎖騒動の苦情男性は「凄く可哀想な被害者」 人気漫画家が擁護「痛いほど気持ち分かる」

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   長野市の公園が近隣住民からの苦情を受けて廃止が決まったことが賛否を広げる中、人気漫画家の奥浩哉さんが2022年12月11日、「痛いほどわかる」「僕の仕事場の隣も公園だったから」などとして、苦情を発した住民にツイッターで同情した。

   奥さんは、『GANTZ』や『いぬやしき』などの作品で知られている。

  • 廃止が決まった青木島遊園地(Googleマップから)
    廃止が決まった青木島遊園地(Googleマップから)
  • 廃止が決まった青木島遊園地(Googleマップから)

「騒音はまだ、我慢出来るけど...」

   発端となったのは、地元紙・信濃毎日新聞の12月2日の報道だ。長野市で2004年に設置された公園「青木島遊園地」が、一部の近隣住民が騒音などの苦情を訴えたことにより、23年5月で廃止されると伝えた。その後の複数メディアの報道によれば、直接の苦情を入れたのは一軒だけだったという。

   12月6日には「週刊ポスト」が、苦情を訴えたのは公園付近に住む大学名誉教授の男性だったと報じている。

   ネット上では、市の対応をめぐって議論が白熱している。そうした中、奥さんは11日のツイートで、「公園廃止の教授の気持ちは痛いほどわかる」と切り出した。

「僕の仕事場の隣も公園だったから。騒音はまだ、我慢出来るけど一日中ひんぱんにボールが家に飛び込んで来て、呼び鈴でその度にとらされてた。親子連れで、取って下さ~いって当たり前みたいに。仕事にならなかった」

   続く投稿では、「しかも、公園の土が風で飛んで来て庭にたまりかたまる。清掃費はこっちもち。流石に管理してるとこに苦情言ったけど改善はされなかった」と振り返りながら、「教授はよく一人ぼっちで10年以上も我慢したと思う。しかも、凄く可哀想な被害者なのに世間に叩かれてるし、本当に不憫」と男性の境遇に同情している。

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