サッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏(41)が2022年12月11日公開のYouTube動画で、ワールドカップ(W杯)カタール大会前に日本代表を酷評した禊として、パンツ一丁姿で真冬の東京都内の砂浜を激走した。
日本が予選突破したら「パンツ一丁で走る」と公言
闘莉王氏は11月2日公開の動画で、同月1日に発表された日本代表メンバー26人の人選に「何人かちょっと『えっ』ってなるところがあった」と疑問を呈し、特にFWとして選ばれた浅野拓磨選手、前田大然選手、上田綺世選手に関しては「ヘボ、ヘボ、ヘボ。3人をミキサーに入れて、1人だけの選手を作るんだったら、それも作れないくらい3人ともヘボ!」と酷評した。さらには、インタビュアーから日本代表のグループリーグ突破の可能性を問われると、「カタールまで行けます。それだけです」と斬り捨て、「日本がこのグループを突破したら、俺、パンツ一丁で走り回りますよ」と約束していた。
闘莉王氏の予想に反し、日本代表はドイツ、スペインを撃破し、グループリーグを1位で通過。2大会連続となる16強入りを果たしている。
「うれしい走りに決まってるじゃん!」
この結果を受けて公開された「森保ジャパンのW杯16強進出で、闘莉王公約実現! パンツ一丁で真冬の都内を魂の激走!」と題した動画で闘莉王氏は、裸にダウンジャケットを身に纏って登場し、「やらなきゃダメっすよ、男は。本当に感謝も込めて走りたいと思います」と公約を果たすと宣言。「(日本代表は)よくやってくれました。皆さん、本当にありがとう。感動をありがとう」と言い、インタビュアーから「これはうれしい走りですよね?」と聞かれると、「うれしい走りに決まってるじゃん! 喜んで走りますよ」と即答した。
やってきたのは、人気のないお台場のフジテレビ本社ビルを間近に望む砂浜。おもむろにダウンを脱ぎ、赤いパンツ一丁姿になった闘莉王氏は、「ヤバい! しかも風が冷たい!」と苦悶の表情を浮かべつつ、波打ち際を一気に駆け抜けた。走り終えると、缶ビールで祝杯をあげ「日本最高!」と一言。そして、惜しくも目標としていたベスト8を逃した日本代表に向けて「あと一歩ですよ。あと一歩。でも、今回よくやってくれた」とねぎらいの言葉を掛けていた。
コメント欄には「有言実行!!素晴らしい」「漢の中の漢だよ」「自分の言葉に責任を持つ。素晴らしい。応援します」「辛口コメントしながらも人一倍応援してる姿は好感持てたw」「ただ批判するだけではなく、ちゃんと日本の勝利に喜び、選手を褒め、パンツ一丁を有言実行する闘莉王が好き」などの声が寄せられている。