佐川急便「お客さまの立場になって配達することが最も重要」
Oggiさんによれば、荷物の中身は子供が大好きなキャラクターのおもちゃ。大きなパッケージだったため配送用の外箱がなく、透明なエアパッキンで梱包されていたそうだ。Oggiさんは、配達員の気遣いを次のように受け止め、深く感謝している。
「『これぞプロフェッショナルの気配りだ...』と感動しました。また、決して子供に気づかれずプレゼントを運ぶあたりにサンタらしさを感じました。」
そのうえで「佐川サンタさんはもちろん、それ以外にもプレゼントに関わった製造や卸、流通、販売などすべてのサンタの思いを結実できるよう親サンタとして頑張ります」と、クリスマスに向けて意気込む。
取材に対し、佐川急便は12月3日、Oggiさんに荷物を届けた配達員は特定できていないとしながらも、今回のエピソードを次のように受け止めた。
「荷受人様に喜んで頂いたことは大変うれしく思っております。これからもお客さまのご期待に添えるよう社員全員で一丸となって精進してまいります」
同社によれば、師走のこの時期は客も多忙になるとして、「お客さまの立場になって配達することが最も重要」だと社内報や社内教育で呼びかけている。
利用者に対しては、クリスマス前後は物量が増加し、万全の体制で挑んでいるものの配達に遅れが出る可能性があるとして、余裕を持った発送を行うよう呼びかけた。
(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)