「次戦に井上戦が来る可能性は低い」
トレンティーノ氏は、世界バンタム級3団体統一王者である井上尚弥(大橋、29)との対戦を追うよりもカシメロはキャリアの復活に集中するべきだと主張。復帰戦となった赤穂戦はノーコンテストに終わったために台無しになったとし、「次戦に井上戦が来る可能性は低く、カシメロは振り出しに戻った」との見解を示した。
さらに「カシメロは彼のキャリアを悩ませている質問にまだ答えていない。彼は集中力を保ってリングに戻らなければならない。カシメロは井上のことは忘れて、昔のカシメロを復活させることに集中すべきだ」と続けた。
カシメロはバンタム級王者時代に対抗団体王者・井上との対戦を要望し、再三にわたり井上を挑発してきた。赤穂との対戦が決まった後にも「次は井上とやりたい。いつも逃げられているから」などと挑発した。
井上は12月13日に東京・有明アリーナでWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(英国、34)と世界4団体王座統一戦を行う。
Wow, what an upset! ??
— Boxing on BT Sport ?? (@BTSportBoxing) November 30, 2019
Johnriel Casimero stops Zolani Tete in the third round!
A huge shot put him down and the South African never recovered!#MidlandsMayhem pic.twitter.com/B4mp5wUSKI