ブラジル敗戦は「韓国の呪い」? 物議ダンスめぐり「因果応報」指摘...韓国メディア喜び隠さず

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   サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会準々決勝が2022年12月9日に行われ、ブラジルがクロアチアにPK戦の末に敗れた。

   試合は0-0のスコアレスで延長戦に突入し、延長前半16分にFWネイマール(30)のゴールでブラジルが先制した。流れがブラジルに傾きかけた中、クロアチアは延長後半12分にFWブルーノ・ペトコビッチ(28)がゴールを決め同点に追いつき1-1でPK戦へ。

  • 敗戦に肩を落とすブラジル代表(写真:ロイター/アフロ)
    敗戦に肩を落とすブラジル代表(写真:ロイター/アフロ)
  • 物議を醸したブラジルパフォーマンス(写真:AP/アフロ)
    物議を醸したブラジルパフォーマンス(写真:AP/アフロ)
  • 敗戦に肩を落とすブラジル代表(写真:ロイター/アフロ)
  • 物議を醸したブラジルパフォーマンス(写真:AP/アフロ)

「バルベルデ、ロナウド、ブラジルまで...」

   ブラジルはPK戦1番手に登場したFWロドリゴ(21)のシュートがGKにセーブされ、4番手マルキーニョス(28)が蹴ったボールはゴールポストに嫌われた。一方のクロアチアは4本連続でPKを決め4-2で勝利した。

   20年ぶりの優勝を目指したブラジルが準々決勝で敗退したニュースは世界を駆け巡った。決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れた韓国では複数のメディアが「韓国の呪い」のワードを使用して速報した。

   地元スポーツメディア「sportalkorea」(WEB版)は、「バルベルデ、ロナウド、ブラジルまで...韓国を軽視したカタールでの因果応報」などのタイトルでブラジルの敗戦を伝えた。

   記事ではブラジルが敗れたことで再び「韓国の呪い」が浮上し、韓国を軽視したチーム、選手はそれぞれ今大会で思い知ることになったと主張した。

   決勝トーナメント1回戦で韓国と対戦したブラジルは4-1で勝利しゴールパフォーマンスでダンスをし、ブラジル代表のチッチ監督もダンスに加わったと指摘。ブラジルのパフォーマンスは海外の専門家や元スター選手に批判され、クロアチア戦では戦力的な優位を生かせず恥をかいたと伝えた。

「バルベルデはブラジルと同じような運命を」

   ウルグアイはMFフェデリコ・バルベルデ(24)がやり玉に挙げられた。

   バルベルデは17年に韓国で開催された国際サッカー連盟(FIFA)U-20ワールドカップに出場し、準々決勝ポルトガル戦でPKによるゴールを決めた際、両目の端を引っ張る「つり目」パフォーマンスを行ったと指摘した。

   このパフォーマンスで人種差別の物議を醸したバルベルデはブラジルと同じような運命を迎えたとした。バルベルデはグループステージ初戦の韓国戦で放ったシュートがゴールポストを直撃しゴールが決まらず、その後不振の末にチームはグループステージ敗退となったと伝えた。

   さらにポルトガルのエース、クリスティアーノ・ロナウド(37)にも言及。ユベントス時代の19年夏に行った韓国遠征で出場せず謝罪の言葉を残さずに帰国したと指摘。そして3年後の韓国戦は不振で、決勝トーナメント1回戦のモロッコ戦ではベンチスタートとなったと強調した。

   スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)は、「『韓国の呪いなのか』ダンスを楽しんだブラジルが早くも終わった」とのタイトルで記事を公開。記事は「韓国の呪いだったのか」と書き出され、ダンスパフォーマンスで韓国を「軽蔑」したと批判された優勝候補のブラジルが寂しく8強で姿を消したと伝えた。

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