授業の延長?大人になっても続く議論
一部の小中学校では国語の時間に「物語の続きを考えてみよう」という授業が行われているそうです。
あるTwitterユーザーは、そうした授業で『ごんぎつね』を扱ったとき、クラスメイトが「あの続きはない」と言っていたエピソードを投稿。クラスメイトの発言に同意する声が集まりました。
「ごんぎつねの続きを考えよう」という授業でごんぎつね強火担のクラスメイトが放った言葉が強烈だった - Togetter
『ごんぎつね』をめぐっては、コラムニストの深爪(@fukazume_taro)さんが、「ごんぎつねの肝は『改心したところで一度押された烙印は消えない』というある種の脅迫」との解釈をツイートしたことも話題になりました。
深爪さんのツイートをきっかけに「被害者側も加害者側になる、という話だと受け取った」「ごんは改心して償いたいと思っていた気持ちを知ってもらえた」「現実を突きつけられている気がする」など、さまざまな意見が集まりました。
「ごんぎつね」って今考えたら改心したところで報われないって話だしヘビーじゃない?→様々な解釈があつまる - Togetter
深爪さんは反響を受け、「誰もが辿り着く分かりやすい『正解』がなく、いろいろな見方ができるからこそ、何十年もの長きにわたって教材に使われてるのだろうなと納得した」と投稿しています。
多くが読んでいる国語の教科書の作品については、このように大人になっても議論し合う光景が見られます。もしかすると、国語の授業は卒業しても終わることはないのかもしれません。
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。
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