間違い正す「バファローズ警察」出動
そして近年は「バファローズ警察」と呼ばれるネット上のファンたちが、熱心に呼び間違いを正していることが知られている。11月18日、そんな「警察」が出動したのは、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」のワンシーンだった。
主人公の舞(福原遥さん)の幼馴染・梅津貴司(赤楚衛二さん)の父(山口智充さん)は、東大阪でお好み焼きを営む熱狂的な近鉄ファン。11月18日の放送では、仕事で悩みを抱えた息子に父が寄り添うというシーンがあったが、そのときの山口さんのセリフが次のようなものだった。
「お前と"バッファローズ"はいつまでも俺の希望の星やで」
このときの字幕は「バファローズ」だったが、発音は「バッファローズ」だったとして、ツイッター上のバファローズ警察の間で「グッさんがバッファローズって言ったな!」「バッファローズちゃうねん バファローズやで!」と指摘が相次いだ。
さらに11月26日、西武からFA移籍した森友哉選手の入団会見が開かれると、またしても警察がざわついた。ファンに向けてメッセージを求められた際、森選手は「来季からオリックス"バッファローズ"に移籍することになりました、森友哉です」と回答。このとき、会見の生配信を行っていた球団公式YouTubeのチャット欄には「ピピーバファローズ警察です」「バッファローズ言うてますやん」「バッファローズちゃうねん」などと、続々と駆け付ける警官たちの姿があった。