「人間関係リセット症候群」なぜ共感集める? 個人の尊重、SNSの浸透...識者が指摘する社会的背景

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「仲良くなれば儲けもの、ケンカしたなら仕方ないくらいの心持ちでよい」

   人間関係のリセットはどのような形であれば肯定できるか。石田氏は「さきほどのメリットの質問と重なります」と付言しつつも、いじめなどの耐えがたい関係をリセットで離脱できるのであれば良いのではないかと指摘した。

   大学デビューといった○○デビューには「イヤな過去の清算」という意味合いがあり、これ自体は悪くないとしつつも、石田氏は「ただ、日常的にそれを行うとなるとちょっと心配ではあります」と感想を述べる。

   石田氏が考える適切な人間関係とは一体何か。「今は、人との距離感を意識しすぎているのではないか」と指摘し、「よい・悪いにとらわれずにつながりに身を置いてみるとよい」と推奨している。このためには「逆説的ですが、交流以外の目的で人と関わり、そこで立ち位置を身につけていけばよい」のだという。

   現代社会では「仲良くするか、距離を置くか」の二択のような捉え方をされがちだが、石田氏は「仲良く濃密につきあうことばかりがいいわけでなく、他方、距離をとってばかりいてもよくありません」という。

「もう少し軽く人と居て、仲良くなれば儲けもの、ケンカしたなら仕方ないくらいの心持ちでよいと思います」

と、人間関係に対する心持ちのあり方について見解を示した。

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