「代替品」推す声もあるが...なぜこだわる?
具体的なメーカー、製品名まで指定する徹底ぶり。担当者は「既にタイプライターを使われておられない方も多いのではないかと考え、もしご家庭などで使っていないものがあれば、お譲りいただけないかと思い、投稿しました」と説明する。
しかし、ツイッターユーザーからはこんな声が寄せられる。
「PCじゃだめなん?」
「別のやり方を模索した方がいいのでは」
「新しい代替品にシフトしてゆくべきだとおもう」
こうした指摘に、担当者は「コメントでいただいた『パソコンで文字を打ち出したら』という方法は、それはどちらかと言えば大量に背ラベルを出力する際に有効であって、数冊の本に対応するのには向きません。テプラでは規格が合わない。手書きだと視認性に問題が出る可能性があり、現状はタイプライターを使うしかない状況です」とする。
型違いのタイプライターがあると提案してきた人はいたものの、12月7日時点でまだ寄贈者はいない。もし寄贈者が現れなかった場合は、どうするのだろうか。
「様々な方法を検討した末、寄贈をお願いしました。将来的には他の手段を講じないといけませんので、作業効率や見た目、費用面等を鑑みて、より便利な方法を見つけていきたいと考えます」
【助けてください】
— 生駒市 図書館 (@Ikoma_library) December 4, 2022
本の背表紙の分類を示すラベル。
このラベルを作るときに図書館で使っている「タイプライター」が壊れてしまいました。
販売終了のため購入できず困っています。
brother電子タイプライター「WORD SHOT Ⅴ」をお持ちの方がいらっしゃいましたらご寄贈いただけませんか。 pic.twitter.com/jnLOHpQqic