「にわかファンを逃してはいけない」
サムライブルー(A代表)の次の主要国際大会は、2024年1月開幕予定のアジア杯カタール大会と1年以上先になる。
サッカー熱の手近な受け皿となるのは、長友が熱望したJリーグとなりそうだ。例年では2月に開幕し、来年はJリーグ開始から30年の節目となる。代表メンバーは海外勢が多いものの、国内組は長友(FC東京)、権田修一(清水エスパルス)、谷口彰悟(川崎フロンターレ)、酒井宏樹(浦和レッズ)、相馬勇紀(名古屋グランパス)、町野修斗(湘南ベルマーレ)、山根視来(川崎フロンターレ)がいる(今期で契約満了の選手含む)。
J1平均入場者数は2019年に過去最高の2万人台を記録したものの、2022年シーズンは新型コロナウイルスの影響もあり1万4328人だった。プロ野球は2万4558人だった。
日本代表のW杯終幕後、各クラブのサポーターやサッカー愛好家からはにわかファンを歓迎するムードが広がっている。
SNSでは「J2からの昇格みてみませんか?ジュビロ磐田とともに」「パスを繋いで攻撃的なサッカーを作っている最中のFC東京というチームがJリーグにありますので良かったら見にきてね!」「柏レイソルという元気いっぱい夢いっぱい伸び代いっぱいイケメンいっぱいの黄色が素敵な美しいクラブがあります(中略)熱をそのままに共に応援しませんか!!!」とラブコールが飛び交い、「この熱狂をきっかけに生まれたにわかファンを逃してはいけない。Jリーグに巻き込むための熱い戦いが全国サポーターに課せられた任務」と使命感を抱く人もいた。
Just two words to describe this: Dignity. Grace.
— anand mahindra (@anandmahindra) December 6, 2022
(Team Japan manager Hajime Moriyasu bowing to fans in gratitude) pic.twitter.com/wH2rNMhZ2A