FIFA「初志貫徹」
カタールメディア「MarsalQatar」は、「日本のサポーターは掃除が終わるまでスタジアムを後にしなかった」と、敗戦の悲しみに包まれながらも、日本サポーターがスタンドでごみ拾いをする様子を紹介している。
日本サポーターの清掃活動は、W杯期間中にたびたび話題となった。米ニューヨーク・タイムズは「日本では、特に公共の場での整頓は美徳として広く受け入れられています」と報じ、日本人に触発された他国のファンが試合後に片付けを始めたと紹介していた。
清掃はサポーターだけでなく、日本代表チームも実践した。ロッカールームは毎試合きれいに片づけられ、「ありがとう」のメッセージとともに折り鶴を残すのが慣例だった。クロアチア戦後も同様で、FIFAはロッカールームの写真とともに「初志貫徹」と伝えている。