FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、「新しい景色」にわずかに届かなかった日本。それでも大きな爪痕を残したようだ。
海外からは称賛、ねぎらい、感謝など、日本代表やサポーターに温かい言葉が次々に寄せられている。
森保監督のお辞儀に「最も印象的な写真の1 つ」
惜しくも初の8強入りを逃した2022年12月6日未明のクロアチア戦。「感動をありがとう」「日本チームを尊敬する」「彼らは本当に不可能なことなど何もないということを示した」――。SNSには、英語、アラビア語、ポルトガル語、韓国語など、さまざまな言語で健闘を称えるメッセージが書き込まれている。
現地観戦したクロアチアのモデル、イヴァナ・ノールさんは試合後、「すべての日本人を心から尊敬します。多くの日本人に今日は会い、みな素晴らしい人柄で親切でした。次の大会での幸運を願っています」とインスタグラムで励ました。
海外メディアでも賛辞が少なくない。ドイツ、スペインと格上を破り、決勝トーナメントでも善戦したことが高く評価された。「日本代表は私たちに多くの素晴らしい瞬間をもたらしてくれた」(The Sports Network/カナダ)、「よくやった日本!」(RVCJ Media/インド)「素晴らしい世界の友へアリガトウを送る」(El Chiringuito TV/スペイン)、「日本代表は称賛に値する驚くべきレベルを示した」(GOAL Arabia/アラブ首長国連邦)。
パキスタンメディア「BOL Network」のファリド・カーン記者は、森保一監督の振る舞いに注目した。クロアチア戦後に、現地まで足を運んだサポーターにお辞儀をして感謝を伝える場面の写真をツイートし、「これは、今回のワールドカップで最も印象的な写真の1 つです」とハートマークを添えて伝えた。