サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で史上初の日韓戦が実現するのか。韓国スポーツメディア「スポーツソウル」(WEB版)は2022年12月4日、W杯カタール大会の特集記事を組み同大会で日韓戦が行われる可能性に言及した。
日本は「死の組」を堂々1位で通過した
グループEを1位で突破した日本は12月5日に決勝トーナメント1回戦でグループFを2位で通過したクロアチアと対戦。グループHを2位通過した韓国は、日本時間の12月6日早朝に優勝候補ブラジルに挑む。
日本、韓国ともに決勝トーナメント1回戦を突破すれば12月9日の準々決勝で顔を合わせる。対戦が実現すればW杯史上初の日韓戦となるだけに1回戦の行方に大きな注目が集まっている。
「スポーツソウル」は、W杯史上初の日韓戦実現に大きな期待を寄せた。
同メディアは18年W杯ロシア大会に続いて2大会連続でベスト16入りを果たした日本の功績を讃え、今大会の決勝トーナメントまでの過程は燦然(さんぜん)たるものだったと絶賛した。ドイツ、スペインを破る殊勲で「死の組」と呼ばれたグループを堂々と1位で通過したと伝えた。
記事では国際サッカー連盟(FIFA)のデータをもとにドイツ、スペイン戦を分析。日本のボール支配率は20%前後だったが、2試合とも3本の効果的なシュートを放ちそれぞれ2ゴールを挙げたと指摘。そして過去ベスト8入りをしたことがない日本は次戦のクロアチア戦はより切実にプレーするだろうと予測した。
トーナメントは何が起こるか分からない
日韓両国の次戦対戦相手のクロアチア、ブラジルに関しては「確かに手強いチームだ」とするも、何が起こるか分からないトーナメントであることを考慮すれば波乱が起こるかもしれないとの見解を示した。
そして過去のW杯ではアジア諸国がグループステージで同じグループに入ることはなく、決勝トーナメントに進出することも難しかっただけにW杯での日韓戦は想像もできなかったとした。さらに韓国は日本戦直近2試合でいずれも0-3で敗れており、日韓戦はどの対決よりも関心が高く、実現すれば最高のカードになるだろうと伝えた。
日本では木原誠二官房副長官がW杯史上初の日韓戦実現に期待を寄せた。木原官房副長官は12月4日放送の「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)に出演し、W杯カタール大会での日本代表の活躍に言及。「ベスト4(が懸かる戦い)で日韓戦を見てみたいね」と語った。
複数の韓国メディアが木原官房副長官の発言を報じ、韓国通信社「聯合ニュース」(WEB版)は、「日本の官房副長官『ワールドカップ8強日韓戦見たい』」などのタイトルで速報した。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) December 1, 2022
行くぞ決勝トーナメント!!
列島が喝采に包まれる逆転弾??????
\#三笘薫 ライン上ギリギリの折り返しを#田中碧 が押し込んだ??????
??FIFAW杯カタール2022 GS第3節
??日本×スペイン
??『FIFAワールドカップタイム デイリーレビュー』
??11/21(月)-12/19(月)毎朝8時#FIFAWorldCup #Qatar2022 pic.twitter.com/60wjetjjll