「3度見返した」ふるさと納税にまさかの返礼品 博物館級のマムシレプリカ、なぜ出品?狙いを聞いた

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「ふるさと納税」きっかけに店舗に足を運ぶ人も

   カエル工房は、博物館に収める模型やレプリカを制作する傍らで、一般向けのグッズも制作している。ふるさと納税では、レプリカのほかにカエルのフィギュアを出品している。

   桶本さんは、リアルでかわいい商品を作るために日ごろから大山周辺で生き物やキノコなど観察をしているという。

「都会では去りつつある身近にいるけれど、小さく目立たない生き物たちにスポットを当てています。 よく、なぜ『カエル』なの?と聞かれますが、カエルは『無事かえる』など縁起がよいとされグッズを集めている方が多く、魅力的な生き物であると考えています」

   ふるさと納税に出品した品々は、どれも動きのある生き生きとした表現をするよう心掛けているという。桶本さんは「そっと置いておくだけで癒しを感じていただけると思います」と自負する。

   米子髙島屋の担当者によれば、ふるさと納税をきっかけにカエル工房の商品に興味を持つ人もいるという。

「ふるさと納税ではいつまでに欲しいといった問い合わせの他、寄付でなく普通に購入したいから店を教えてほしいという声も寄せられました。
ボクシング金メダリストの入江聖奈選手がカエル好きを公言していることからも、爬虫類や両生類に興味を持つ人は増えているのではないかと思います。米子髙島屋での店頭販売では、カエル好きの孫のために購入したいというお客様もいらっしゃいました」

   桶本さんによれば、実際に寄付者が店舗に訪れたこともあったそうだ。

「過去にヒキガエルとナメコの樹をご購入いただいたお客様がご来店くださったことがありました。
ちなみに、マムシはまだ一度もご注文がないので(ふるさと納税では)高額納税者の方はぜひご検討いただけますと幸いです」
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