自撮りで「出張証明」に!学会のパネルが「合理的すぎ」と話題 実は「2分で出たアイデア」だった

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組織委員会「2分で作ったものです」

   どうやって話題のパネルが生まれたのか。イベント組織委員会はパネルを制作した経緯を次のように説明する。

「当初今回のイベントではフォトスポット・看板を2つ作成する予定でしたが、会期間際に会場のスペースの関係上3種類目を作成しなくてはいけない事態になりました。急いで作らないといけないというプレッシャーのなかで、1つ目、2つ目とテイストが異なるものとして2分で作ったものです」

   1つ目の看板は、イベントをテーマにしたイラストが描かれている。パネル手前には「#MBSJ2022」という立体のロゴも掲示されており、ロゴとパネルの間で撮影することができる。2つ目の看板もイベントをテーマにしたイラストが描かれているが、こちらは顔出しパネルになっている。

   2分で思いついた3番目の看板がSNSで大きな注目を受けたことについては、やや複雑な心境を明かす。

「1つ目のフォトスポットの方がお金がかかっているのでそっちの方が目立って欲しいところではあります」

   一方で、次のようなコメントも寄せた。

「看板の3つ目のアイデアが2分で出てきてラッキー、くらいでつくっていました。が、今振り返ってみると研究者層の心のスキマにハマる要素があったように思います!」

   出張証明としての効力については、「旅行者の各所属機関の規則・規定に則った判断がなされるものと承知しております」と推測する。会場では楽しそうにパネルを撮影する人々がかなり多くいたそうで、看板にとってはフォトスポット冥利に尽きるだろうと受け止めた。

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