FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会、日本が見事グループステージ突破を果たした。
格上のスペインを下した大波乱は、歴史的記録を2つも樹立していた。
ボール支配率&被パス数
日本が勝利した2022年12月2日のスペイン戦。多くのメディアでの分析では、日本のボール支配率はわずか十数パーセントだった。FIFAが発表したスタッツではスペインが78%、日本が14%(中立は8%)とやはり大きな開きがある。
米スポーツメディアが運営するデータサイト「Opta Analyst」は17.7%と算出し、記録している限りこの数字は、W杯史上最低の支配率での勝利だと公表した。
さらに、同メディアはこの試合でもう一つの偉業があったとも伝えている。W杯の詳細な記録が始まった1966年以降、700 回以上のパスを繰り広げたチームが負けた試合は2例だけだった。一つが、このスペイン対日本。もう一つが、日本が2対1で大金星を挙げた11月23日のドイツ戦だった。
世界にサムライ旋風を巻き起こしている日本。決勝トーナメント1回戦は12月6日午前0時、前回大会準優勝のクロアチアと悲願のベスト8入りをかけて激突する。
Sometimes you can't beat a good cover... tomorrow's The Game from @TimesSport pic.twitter.com/mIy0ADtQoK
— Tom Clarke (@_TomClarke) December 1, 2022