「こんなに自然な笑顔でガッツポーズする皇族みたの初めて」 スペイン戦現地観戦、高円宮妃久子さまに熱視線

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   2022年12月2日のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会日本対スペインは、"台覧試合"でもあった。

   高円宮妃久子さまがコスタリカ戦に続いて現地観戦し、サムライブルーの装いで時にガッツポーズをするなど熱いエールを送った。

  • 写真:ANP Photo/アフロ
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ヤタガラス柄のネイル

   久子さまはこの日、青のスーツに身を包みスタンドで観戦した。爪は鮮やかな青で塗られ、左手の薬指のネイルは日本サッカー協会(JFA)のシンボルであるヤタガラス柄だった。アクセサリーは、サッカーボールを思わせる白と黒のツートーン。選手が描かれた特製のマスクも着用していた。

   サポーター顔負けの装いで日本代表を応援した久子さま。観戦の様子を伝えた「AFCアジアカップ」(アジアサッカー連盟主催)や海外メディアのツイートによれば、ニコンの本格的な一眼レフを携え、試合の模様を熱心に撮影する一幕もあった。勝利が決まるとガッツポーズで喜びを表し、主将の吉田麻也とガッチリ握手を交わした。

   久子さまの観戦は多くの目を引き、ツイッターでは「久子さまもカタールまでお出ましだったのか」「にじみ出る心の気品と外見の美」「こんなに自然な笑顔でガッツポーズする皇族みたの初めて」「日本サッカーをずっと支えてくださって本当にありがとうございます」と、にじみでるサッカー熱、愛に敬意を表する人が少なくなかった。

   久子さまは03年からJFA名誉総裁を務める。夫の憲仁さまが02年に亡くなり、要職を引き継いだ形だ。殿下はサッカー振興への多大な貢献で知られ、高円宮杯は「若手の育成が日本サッカーの発展につながる」という考えのもと1989年に創設(2022年からは高円宮妃杯も開催)された。

   久子さまもサッカーへの造詣が深く、国際親善活動や日本代表の視察・激励などに精力的に取り組んできた。各メディアによれば、1998年のW杯フランス大会から毎回、開催地を訪問している。

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