R-1ポスター賛否も...M-1大好評「テーマは同じなのに何がここまで違うのか」 前回王者もツッコミ

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   「M-1グランプリ2022」のポスターが2022年11月30日、公式ツイッターで発表された。デザインがツイッターで好評を博すなか、先んじて発表された「R-1グランプリ2023」のポスターに起用された前回王者・お見送り芸人しんいちさんが、ポスター上の扱われ方の違いにツッコミを入れた。

   ポスターは、どちらも「~を塗り替えろ」という形の煽り文でコンセプトに重なりが感じられる。一方で、後者はしんいちさんの顔や小道具のギターが黒く塗りつぶされており、ネット上で表現が賛否を呼んでいた。

  • お見送り芸人しんいちさんのツイッター(@shinichi0421)より
    お見送り芸人しんいちさんのツイッター(@shinichi0421)より
  • 「M-1グランプリ2022」のポスター(公式ツイッター@M1GRANDPRIXより)
    「M-1グランプリ2022」のポスター(公式ツイッター@M1GRANDPRIXより)
  • お見送り芸人しんいちさんのツイッター(@shinichi0421)より
  • 「M-1グランプリ2022」のポスター(公式ツイッター@M1GRANDPRIXより)

「奇しくも『塗り替えろ』で被ってんじゃん」

   今年のM-1のポスターには、前回優勝を飾ったお笑いコンビ・錦鯉が起用された。色とりどりのペンキを白いスーツや顔の側面に浴びせられるも、2人は堂々と、挑戦的な眼差しをカメラに向けている様子だ。

   キャッチコピーは、「漫才を塗り替えろ。」。今年の参加者に対しては、「漫才の定義を塗り替えてくれ。M-1の歴史を塗り替えてくれ。そして、人生、変えてくれ。」などと畳みかける。

   このポスターはツイッターで、「ポスターのデザイン最高すぎる」「コピーも良いし、2人の表情も好き」「カッコよすぎ、鳥肌立った」「もう泣きそうだよ」と好評の声を集めている。

   一方、10日までに発表されたR-1のポスターは、賞金500万円の指名手配書の体裁を取っている。「トロフィーを奪い取れ!」「歴史(しんいち)を塗り替える勇敢な芸人募集中」と謳い、トロフィーを抱えたしんいちさんの写真に、顔とギターの部分に黒ペンで乱雑に塗りつぶしたような表現が施されている。

   この表現は一部で、芸人へのリスペクトに欠けるなどとして賛否を呼んだ。ただ、「しんいちさん的にもおいしいと思う」とする見方も出ている。M-1のポスターが公開された後には、「奇しくも『塗り替えろ』で被ってんじゃん」「テーマは同じなのに何がここまで違うのか」と比較するような声もあがった。

お見送り芸人しんいち「汗と怒りの絵文字」で反応

   しんいちさんは30日、M-1とR-1のポスター2枚を添付して、

「えっ!?えっー!?錦鯉さん、目の部分、塗りつぶされてないんやけど、、、(汗と怒りの絵文字)」

とツイート。自身が起用されたポスターのデザインについては、発表後の10日に、「犯罪者やないか(怒りとトロフィーの絵文字)」ともツッコミを入れていた。

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