「台湾海峡で軍事紛争あると思うか」中国で過半数、日本で4割超が危惧 日中共同世論調査

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ウクライナ侵攻、中国でも過半数が批判的 「間違っていない」も4割

   ただ、「その原因はどの国あるいは地域にあると思いますか」という問いでは、日中の見解がはっきり分かれた。日本では63.7%が中国を挙げ、次に多かったのが台湾の2.5%。「わからない」が28.8%いた。中国では52.5%が米国に原因があると回答。次に多かったのが「中国と日本」25.8%で、次が台湾の11.7%。「わからない」は3.5%だった。米中対立を背景に、米国と、米国に同盟関係にある日本を問題視している。

   ロシアのウクライナ侵攻について、中国でも過半数が批判的にみていることも明らかになった。「ロシアのウクライナ侵攻に関して、あなたの考えと近いものは次のうちどれですか」という問いで、「国連憲章や国際法に反する行為行動であり、反対すべきである」を選んだのは日本73.2%、中国21.6%だった。「ロシアの行為は間違っているが、ロシアの事情も配慮すべきだ」が日本10.4%、中国29.0%だった。ただ、中国では4割がロシア側に正当性があるとみている。「ロシアの行動はNATOの東方拡大に伴う自衛行動で、間違っていない」と回答した人は、日本で1.1%、中国で39.5%いた。

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