「今の日本の現状が可視化されることになった」
尾辻氏は今回の広告について「広告出稿、広告掲示企業のジェンダー平等に対する社会的責任が問われています」「日本のジェンダー平等が達成されていないことを示す一つのシーンであると思いました」と問題の根深さを指摘し、寄せられた意見を見て改めて認識したという。
「公共空間への広告について、 男女の非対称性、女性の性の商品化など女性の人権について、議論になればと思いましたが、私へのレスポンスは、奇しくも今の日本の現状が可視化されることになったと思います」
脅迫や殺害予告には法的措置を講じる構えを示している。
もっとも、「マンガを読む、読まない、アニメを見る、見ないは個人の選択です。また、コラボのスマホゲームで遊ぶことも個人の選択です。そのような作品の存在、その作品を愛好する、楽しむことに異論はありません。私は上記の広告について、女性の性の商品化が顕著であり、驚いたことを表現しましたが、 規制については何も言及しておりません。 広告を法、条例で規制することは抑制的で慎重であるべきだと考えます」とキャラクター自体を否定したわけではないとする。
こんな@ツイートも私宛に来ます。 https://t.co/GzDpMpWARS
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) November 28, 2022