AKB卒業・岡田奈々の「謝罪文」は何がダメだったのか ファンを激怒させたポイントを識者分析

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卒業発表文は「言わなくていいこと」ばかり

   大島氏はまず、ファンから特に不興を買っている箇所として、

(1)「ただ、当時の自分の言葉に嘘は1つもありません」
(2)「自分なりによく考え しっかりとけじめをつけることに決めました。AKB48を卒業します」
(3)「スタッフさんからは 卒業の必要は無いと言われましたが 何度も話し合い 自分で決断しました」

   という3箇所を指摘した。

   (1)に関しては、本人がいくら嘘はないと言ったとしても、ファンから以前の発言との整合性を問う声が上がるのはもっともなことだと指摘。(2)に関しては、過去に恋愛スキャンダルで卒業の形を取れずに辞めていったメンバーとのバランスを欠く印象もあるなか、「けじめ」を強調したことへの違和感を指摘した。

   さらに、(3)に関しては「卒業の必要は無いと言われましたが」という箇所が、運営側の考えややり取りを外に出す意義を何ら感じないと分析した。

   また、卒業発表文では他にも「この10年間 アイドル活動を 全力で取り組んできたことは本当です」「こんな人間でごめんなさい」といったように、ファンの不興を買うポイントとなる箇所はあると指摘。その上で、岡田さんの卒業発表文を読んだ感想として、

「とにかく、どうにも発表文が下手です。言わなくていいことばかりが書いてあります」

   と指摘。加え、

「これまでの48グループの歴史を見れば、恋愛スキャンダルの時は卒業ではなく自ら活動辞退するという形でメンバーたちは去っていきました。となれば、岡田さんの口からは『卒業』ではなく『辞退』という言葉が出ても良さそうですが、発表文ではそうなっていないのが不思議なところです」

   と分析した。これらを総括した上で、大島氏は、

「ファンから『逃げた』と思われても仕方がないでしょう。怒りはもちろん、あきれ返っているファンもいるほどです」

   と総括した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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