「日焼けに配慮したガラス仕様となっています」
日照角を考慮した屋根・ひさし・窓の配置設計を設計事業者に依頼しているといい、日差しの影響が低い北側を中心に書架を設置しているという。
吹き抜け周りについては「今回採用しているガラスの紫外線カット率は約75%で、図書資料の日焼けに配慮したガラス仕様となっています」とし、状況の変化については継続的に見守っていくとしている。
ネット上の一部では、吹き抜け構造について、冷暖房の効率が悪いのではないか、という指摘もあった。
中央図書館は、図書館吹き抜け部分の空調は「床面の冷却・加熱による放射と、床吹出しの複合方式」を採用していると回答。床放射の効果で、室内設定温度を上げ下げすることができ、その設定温度の空気を床から出すことによって、床面から2メートル程度の空間のみを空調することができるという。
「天井の高い空間に適した方式であり、冷暖房効率が悪いとは考えておりません」
としている。