IT企業社員が性暴力?告発が泥沼化 会社側「事件性ない」示談成立を発表も...被害女性は不満爆発

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   IT企業の社員男性と食事に行って、拒否したのに淫らな行為をされケガをしたとして、東京都内在住の女性が、ツイッターで男性のアカウントに向け、その事後対応についても批判した。

   これに対し、この企業の社長が社員の言動を謝罪したうえで、女性との間で示談が成立したと明かした。しかし、女性は、自分の意志ではなく、示談は無効だと一時訴え、その後も企業などの対応に不満を漏らしている。

  • 公式サイトで対応を説明
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「業務外の行動だったが、社員の言動自体については誠に遺憾」

   きっかけは、女性が2022年11月4日にツイッターで、男性に押し倒される性暴力を受けたが、「拒否されたか記憶がおぼろで、お金を支払えばいいのか」といった内容を言われたと非難したことだ。男性の会社名も出しており、そのサービスについても、否定し続けるともした。

   男性は、投稿を消すように女性に求めた。しかし、女性のツイートによれば、女性は、男性と食事に行って、拒否したものの、男性に押し倒され、左乳首を強くかまれてケガをしたなどと詳細をさらに投稿した。

   この男性はその後、ツイッターのアカウントを非公開にしたうえで削除している。

   男性は、IT企業「Meety」の社員であることをツイッターで明かしていたため、22日になって、Meetyが、投稿への対応について公式サイトで発表した。そこでは、「社員の業務外の行動」だったとして、女性に確認し、その同意を得たうえで、事実関係を考えて投稿を削除してもらったとした。実際、女性が最初にした一連の投稿は、削除されている。ただ、「事件性はなかったものの今回の事態を発生させた社員の言動自体については誠に遺憾なことだ」として、コンプライアンスの徹底に努めたいと説明した。

   Meetyの中村拓哉CEOも、この日ツイッターを更新し、女性の投稿で多くの人に心配をかけたものの、「無事に解決へ向かっております」と報告した。そして、中村氏は、ブログサービス「note」への投稿でこの問題について詳細を説明した。

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