2022年11月21日に行われたW杯カタール大会1次リーグのグループB初戦で、イラン相手に6-2の快勝を収めたイングランド。そのエースFWハリー・ケイン選手(29)の名前を、5日前の試合でテレビ東京のアナウンサーが間違えて呼んだことが、サッカーファンの間で話題になっている。
「ハリー・ケイン」を「ケリー・ハイン」呼び...すぐに訂正
ケイン選手は18年のW杯ロシア大会で最多得点を記録。今大会もイングランドのエースとして、得点量産への期待がかけられている。
そんなケイン選手の名前をめぐり話題になったのは、11月16日にテレビ東京が中継した、日本代表MF鎌田大地選手と元代表MF長谷部誠選手が所属するドイツのアイントラハト・フランクフルトと浦和レッズの親善試合。
試合中、実況を担当したテレビ東京の中川聡アナウンサーが、かつて長谷部選手がチャンピオンズリーグでイングランドのトッテナム・ホットスパーと対戦した際、所属するケイン選手の攻撃を抑えたことがある、とする話の中で、ケイン選手の名前をこう伝えた。
「チャンピオンズリーグの時に長谷部がリベロで出て、イングランドのケリー・ハインを完璧に封じたわけですよね」
これに解説の元日本代表DF・田中マルクス闘莉王氏は「はい!」と相槌を打ちつつ、「(長谷部選手は)すごく頭いいのかなっていう感じはしますね。(ポジションをMFから)どんどん後ろに下げられても、むしろどんどん活躍するようになると。後ろだと(見える)角度が違うしやり方も違うんで、それにも対応できる。やっぱり優れた選手だなと」と長谷部選手をほめた。中川アナは直後に、「前回ワールドカップ得点王のハリー・ケインをチャンピオンズリーグの舞台で抑えたという長谷部」と、正確な名前に言い直している。
この「言い間違い」シーンがツイッター上のサッカーファンの間で話題となり、「ちょっと衝撃がすぎるわ」「めっちゃ笑った」「笑いが止まらん」「ケリーハイン誰やねん笑」などとツッコミが相次いだ。
そして21日のW杯イラン戦にケイン選手が先発出場すると、ツイッター上では「ケリーハインうますぎる」「ケリーハインさんやばすぎだろ」など、ケイン選手の事を「ケリーハイン」で呼ぶサッカーファンが続出。2アシストを記録したのち、76分に途中交代すると「ケリーハイン素晴らしかったぞ」「ケリーハインお疲れ!」などと活躍をねぎらう声が相次いだ。