「スタジアムの掃除はカメラのためではない」
記事によると、ファルーク氏が「なぜスタンドでゴミ拾いをするのか?」と問うと、「私たちは日本人でありゴミを置き去りにしません。そしてスタジアムを尊重しています」と答えたという。
スタンドの地面に投げ捨てられていたカタールとエクアドルの国旗を拾い上げた日本人ファンは、この2つの国旗は国のシンボルであり「敬意を表している」と述べたという。
南アフリカメディア「スポーツブリーフ」(WEB版)は、「カタール対エクアドルの試合後、日本のファンがスタジアムを掃除する心温まる瞬間」とのタイトルで記事を公開。ファンによる「この高貴な行為」は新しいものではなく、18年ロシア大会の時にも見られた行為であると伝えた。
ケニアメディア「ザ・スタンダード」(WEB版)は、日本のファンがスタジアムを掃除するのはカメラのためではないとし、カタールのサッカーファンに大きな衝撃を与えたと報じた。そして4年前のロシア大会では、世界中の人々が試合後にスタジアムの掃除をする準備ができていることに感銘を受けたと指摘した。