「日本ハムはピッチャーが1枚でもほしい」
慶大出身の福谷は12年ドラフトで中日から1位指名を受け入団。プロ2年目の14年は72試合に登板して2勝11セーブ32ホールドを記録した。20年には14試合に先発して8勝2敗。21年は自身初の開幕投手を務めた。
高木氏は古巣・日本ハムのチーム事情を分析し、中日とのトレード候補として清水優心捕手(26)の名を挙げた。清水はプロ8年目の今季は30試合の出場に留まり打率.194、3打点、本塁打ゼロに終わった。
高木氏は「(日本ハムはFAで)伏見(寅威)を取ったでしょ。宇佐見(真吾)がいるでしょ。(捕手は)あふれてくるんだよね」とし、「(清水の)今年の使われ方からすると、将来的に使われるかなというとそうでもない。日本ハムはピッチャーが1枚でもほしいという事を考えると俺だったら仕掛ける」との見解を示した。
他球団のトレード候補としてヤクルト松本直樹捕手(29)、広島・中村奨成捕手(23)らの名をピックアップし、来季の中日について言及。「今年最下位なわけだから大丈夫も何ももう上しかないわけだからそれを目指して色々チームの変革とか編成を今一生懸命している段階だろうからやってみないと分からない。そんなに悲観的になる必要もないし、まだまだ分からない」と期待を込めた。