ゲーム「League of Legends」プレイヤーで人気配信者の「しゃるる」さんが2022年11月20日、配信中の不適切発言を謝罪した。
19日の配信にゲスト出演したVTuber・成瀬凛さんに向け、がんに例えて「イジる」場面があり、配信終了後に成瀬さんがツイッターで傷ついたことを投稿し議論を呼んでいた。
「しゃるる校長に成瀬のお母さんはガン患者だと相談してたのに......」
しゃるるさんは、「League of Legends」を11年間プレイしているという人気ストリーマーだ。ツイッチでは、「増永アカデミー」としてLeague of Legendsの技術などを教える企画を定期的に開催している。
問題となったのは、19日に行った配信「裏増永アカデミー」でのひと幕だ。
7時間以上プレイした後、成瀬さんが反省点などを述べ「文字読むの苦手な成瀬ですが、ふせんを貼ってね(プレイしよう)」と改善方法について語った。
しゃるるさんはこれに対し、「言うて(弱点を)発見できてよかったよ。マジであの、早期治療。がんです、これは。危なかった。ステージ2くらいまで行ってたから(気づいて)よかった」などと発言した。
成瀬さんは「わぁー」などと反応し、ゲーム中の武器選びなどについて話していたものの、配信後に当時の心境についてツイートした。
「LOL裏チクチクアカデミーありがとうございました しゃるる校長に成瀬のお母さんはガン患者だと相談してたのに、LOL教育の例えで『成瀬さんは癌だとステージ2』と伝えられて泣きそうだった」
成瀬さんのツイートには、「相談されたにもかかわらず癌のこと言ったんならしゃるるが100悪いだろ」「しゃるさん流石に擁護できない」とするコメントが寄せられた。
しゃるるさんは20日、ツイッターで「この度は配信上で不適切な発言を言ってしまい申し訳ございませんでした」と謝罪した。「背景を考慮するとしてはいけない発言だったと思っております」と反省を述べ、今後については「もし今後、私が不適切なワードを発言した場合コメントで教えてください、その場で謝らせていただきます。勿論、今回の件を踏まえて気をつけていく所存です」と視聴者にも協力を呼びかけている。