大谷翔平は「WBCで投手起用すべきではない」 「打者専念が現実的」識者が指摘する理由

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   侍ジャパンに朗報だ。エンゼルス・大谷翔平が2022年11月17日にインスタグラムを更新しWBC参戦を表明した。

   投稿では、「シーズン中よりお話しいただいていたWBCの出場に関しましては栗山監督に出場する意思がある旨を伝えさせていただきました」と報告。「各国の素晴らしい選手や5年ぶりに日本のファンの皆様の前で野球ができるのを楽しみにしています!!」と綴った。

  • 大谷翔平(編集部撮影)
    大谷翔平(編集部撮影)
  • 大谷のインスタグラム(shoheiohtani)より
    大谷のインスタグラム(shoheiohtani)より
  • 大谷翔平(編集部撮影)
  • 大谷のインスタグラム(shoheiohtani)より

大谷加入のプラスアルファは計り知れない

   今季は投手で15勝9敗、防御率2.33、野手でも打率.273、34本塁打95打点と「二刀流」で規格外の成績を記録。メジャーリーグの世界でも大谷は世界のトップレーヤーの1人として認められている。

   実績で群を抜く大谷が侍ジャパンに加入することで、そのプラスアルファは計り知れない。

   侍ジャパンを取材するスポーツ紙記者は、

「ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す吉田正尚(オリックス)のWBC出場が不透明で打線のスケールダウンが懸念されたが、大谷がクリーンアップ、もしくは1、2番に入ることで破壊力が一気に増す。守れる選手はそろっているので、指名打者での起用になるでしょう」

と期待を込める。

   2年連続「投手5冠」の快挙を達成した山本由伸と共にダブルエースとしても期待されるが、米国駐在の球界関係者は「投手・大谷」の起用に否定的な見方を示す。

「打者一本に専念するのが現実的だと思います」

「スプリングキャンプから調整して、WBCで本格的に投げる状況にもっていくのは厳しい。抑えでの起用を望む声が聞かれますが、短いイニングでも肩、肘に負担が掛かるし投手で起用するべきではないでしょう。打者一本に専念するのが現実的だと思います」

   日本ハム時代の恩師でもある栗山英樹監督は、コンディションに細心の注意を払うだろう。大谷を侍ジャパンにどう融合させるか注目される。(中町顕吾)

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