高級旅館の古稀庵でも撮影
―― 出身地のオール山口ロケですね。ときわ公園(宇部市)とか...。
岩田: 小さい頃にプライベートで行っていたので、すごく懐かしい気持ちになりました。一帯が子どもが楽しめる場所で、思い出がよみがえる場所です。表紙にもなっているカルスト台地は、山口県民みんなが誇りに思っているような場所です。大自然の中で、いろいろな私が撮れました。
―― 湯田温泉(山口市)の高級旅館、古稀庵(こきあん)でも撮影しました。
岩田: 本当に温泉が好きで、湯田温泉にはよく泊まりに行ったりしていました。古稀庵さんは本当に高級な旅館で泊まったことがなく、いつか泊まってみたかったので、まさかこの写真集でかなうとは思っていませんでした。泊まった部屋には温水プールがあって、夜も私ひとりで泳ぎました。
―― 古稀庵に泊まれたんですか!
岩田: そうなんですよ。ありがたいことに、山口のおばあちゃんと一緒に。
―― 山口県の魅力についても一言お聞かせください。やはり、自然の豊かさでしょうか。
岩田: 自然がいっぱい豊かに残っているのもそうですし、ご飯もすごく美味しいのもそうです。すごく優しい方が多いです。撮影をした後に、「写真集おめでとうございます。楽しみにしてます」と言ってくださる方が本当に現地に多くおられました。この写真集を見て、山口に行きたいと思ってくれる人がいたらいいと思います。
―― 水着や下着(ランジェリー)、いわゆる「肌見せ」の撮影は初めてだと聞きました。撮ってみていかがですか。緊張しましたか?
岩田: すごく緊張しましたが、緊張していたらいい写真が撮れないな、ともすごく思いました。前前日ぐらいから、いろんな方の写真集を見て、「こういうのを撮りたい」と気持ちを切り替えるようにしました。「恥ずかしい」という気持ちから、「いい写真を撮りたい」という思いを大きくしてから撮影に挑んだので、もちろん緊張はしましたが、「いい写真を撮るぞ」という思いの方が大きかったので、表情は初めてにしては頑張っていると思います。
―― 緊張しつつも現場では落ち着いてできた、といったところでしょうか。
岩田: そうですね、スタッフの皆さんがすごく優しかったので、リラックスして、最後の方は全然恥ずかしくない気持ちになっていましたね。