「佐藤はもう少し自分磨きをしてほしい」
捕手は今オフ西武からフリーエージェント(FA)でオリックスに移籍した森友哉(27)、甲斐拓也(ソフトバンク、30)、坂倉将吾(広島、24)の3人を選出。内野手は村上宗隆(ヤクルト、22)、山田哲人(ヤクルト、30)、牧秀悟(DeNA、24)、源田壮亮(西武、29)、坂本勇人(巨人、33)、浅村栄斗(楽天、32)を選出し「かっこで菊池(広島)」と付け加えた。
高木氏は内野手として強化試合に出場した巨人・岡本和真(26)と阪神・中野拓夢(26)を選出しなかった理由についてそれぞれ説明した。
岡本については「(守備が)1塁、3塁でしょ。村上がいるでしょ、1、3塁で。牧もいる。浅村もいる。そうなってくると岡本も良い働きをしたけどもね」とし、中野に関しては「ちょっと非力なんだよ。(相手が)投げてくるボールも重いから。だから弾き返すとすれば多少パワーがないとちょっと無理だなと」と説明した。
外野手は大リーグ・カブスの鈴木誠也(28)、塩見泰隆(ヤクルト、29)、柳田悠岐(ソフトバンク、34)、吉田正尚(オリックス、29)、近本光司(阪神、28)、近藤健介(日本ハム、29)を選出し、ポスティングによる大リーグ挑戦を表明している吉田が出場できない場合は、周東佑京(ソフトバンク、26)を選ぶとした。
強化試合3試合にライトで先発出場した阪神・佐藤輝明(23)を外した理由について「(好不調の)波が大きい。ベストが当たればすごいけれどもバッティング技術という面では選んだ人たちよりちょっと下がる。もう少し自分磨きをしてほしい」と説明した。