元々、契約解除はA氏から申し出ていた
芦澤さんをめぐっては、A氏から9月上旬に、同月末をもって契約解除と引退をしたい旨の申し入れがあったとも明かされた。併せてA氏は、契約書に定められている競業避止義務を契約終了後に取り消すよう求めてきたという。
契約終了後の競業避止義務が法的に有効とする同社と、違法とするA氏で主張が食い違うも、同社は緩和に向けた代替案の交渉を続けてきたとする。懸念点は情報などの流出で、仮に競合事務所に移籍することになっても活動を妨げる意思はないーーと主張する。
騒動の最中には他にも、11月21日に誕生日を迎える芦澤さんの「誕生日ライブ」をめぐって見解が割れた。10月末ごろに実施の確約を求めたA氏と、契約解除の合意に至るまで確約はできないとした同社だ。
これを受けてA氏は主張を一転させ、実施の取り下げを希望。一方で芦澤さんとしての配信において、ライブを実施しないことを同社の問題だとする発言を繰り返し、ほかのメンバーへの批判も見られるようになったという。
同社は実施を視野に準備を進めていたとし、「これまで、芦澤サキ、ひいてはA氏の名誉、信用を守るべく静観を続けて参りましたが、この点で、上記A氏の発言は完全に事実と異なりますので、ここで明確に否定させていただきます」と訴えている。
このような状況で先述したA氏の違反が発覚し、契約解除にいたったと説明している。
発表にツイッターでは、ファンから「歌動画好きで聴いてたけど、この終わり方は残念」「ちょくちょく聴いてたから悲しい」「めちゃくちゃ人気あったのに勿体ないなぁ」といった反応があがっている。
芦澤サキ 契約解除のお知らせ pic.twitter.com/E0pmJAUONd
— RIOT MUSIC (@RIOTMUSIC_info) November 17, 2022