東急社員、電子タバコ吸いながら電車運転 常態化は否定も...広報「倫理教育を再徹底する」

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   東急電鉄は2022年11月15日、乗務員が運転中に電子タバコを吸っていたと公表した。

   同社への取材によれば、他社からの指摘で明るみになったといい、従業員への倫理教育を徹底するとした。

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  • 東急電鉄ウェブサイトより
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禁煙進める東急電鉄

   発表によれば、問題は東急電鉄が列車運転業務を受託している横浜高速鉄道みなとみらい線で発覚した。

   東急電鉄の運転士である40代男性が10月31日午前9時26分~32分の間、元町・中華街行きの各駅停車(横浜駅~馬車道駅間)の乗務員室で電子タバコを吸っていた。

   東急電鉄では2019年7月から就業時間内の禁煙を実施している。事業所内の喫煙所を廃止したり禁煙セミナーを開催したりするなど、従業員の禁煙を推奨している。

   同社は11月15日、問題を公表し、「本件を厳粛に受け止め、関係するみなさまにはご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

   東急社長室広報グループは16日、J-CASTニュースの取材に、喫煙は横浜高速鉄道からの連絡を受けて把握したという。

   過去に同様の問題が発生したことはなく、問題の運転士の乗務員室での喫煙は「今回のみと報告を受けております」と常態化は否定した。喫煙理由は「プライベートな理由なので、回答は差し控えさせていただきます」。

   同社は「当該運転士に執務の厳正について指導・教育を行い、全従業員に対しては、お客さまの安全・安心を守るという鉄道従事員の使命を改めて自覚するとともに、安全教育ならびに倫理教育を再徹底し、再発防止に全力で努めます」としている。

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