「阿部を出して大丈夫なのか?」 中日フロントに球界OB疑問...トレード判断に「不安ばかり募る」

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「一番勝負所で働いたのは阿部」

   さらに「今年活躍した選手で非常に成長を見せた岡林(勇希)。それと日本人野手では大島も頑張ったが、一番勝負所で働いたのは阿部。涌井も良いピッチャーだけど中日はピッチャーがいると思っているから(阿部を)出して大丈夫なのかなという。内野手をドラフトで取ったけれども阿部は完全に計算ができる選手だから。出して大丈夫かという不安ばかりが募る」との持論を展開した。

   涌井については粘り強いピッチングとコントロールの良さを高く評価。他球団と比べて広いバンテリンドームを本拠地とする中日に移籍したことで長所が生きて活躍が見込めると指摘した。

   その一方で「(中日は)良い選手を取ったなと思うが、出ていく選手が阿部じゃなくても良かったんじゃないかなと」とし、「阿部本人も意外だったと思う。望んでのトレードではないと思う」と私見を述べた。

   スポーツ紙などの報道によると、楽天の石井一久GM兼監督(49)は今回の交換トレードは中日サイドから話があったことを明かした。

   高木氏は立浪和義監督(53)の意向を独自の視点で分析。「立浪監督の中ではチームを変えていこうと。積極的に若手を使っていくと。(阿部が)いるとどうしても頼ってしまうからとにかく出しちゃえと。出して若手に枠を空けてどんどん起用して成長、経験させる。そういった腹が決まっているのなら仕方ないと思う」と語った。

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