フリーアナウンサーの古舘伊知郎さんが、終了が発表された情報番組「スッキリ」(日テレ系)でMCを務める加藤浩次さんのマスコミ対応をYouTubeで絶賛した。
「スッキリ」は11月11日の放送で、23年3月末での番組終了が発表された。放送開始は2006年で、17年の歴史に幕を閉じる。
古舘氏が着目した一言とは
終了発表の前10日には、「週刊女性」記者が収録に向かう加藤さんを直撃していた。その模様は、同日のウェブ記事で伝えられている。番組の終了をめぐっては、9日に同誌がスクープしていた。
古舘さんが絶賛したのは、この記事で伝えられた加藤さんの言葉とみられる。11日に公開した動画で、記事と同様のやり取りを口頭で説明しながら、その対応を手放しで褒めたたえた。
古舘さんは、加藤さんが記者との質問に対し、「日テレがまだ正式に公表してないので」「その後でいいですか」という趣旨の答え方をしていたことを指摘。これについて、正式発表までの順序を守りながらも、早朝から張り込んでいる記者を気遣ったのではないか、と推測。
「その後になったら話せることを皆さんに話しますよっていう気遣いが僕は良いなと思った」
とした。記者の側としても、「後で話す」と言われたら、さらに質問を重ねることはなかなかできない、ともした。
古舘さんは、その後のやり取りも踏まえて、「話せないこと話せない、話すことはこの後から話すからねってキチっと言うのは立派だと思った」と加藤さんのメディア対応を称えていた。