焚き火で丸焦げ、ゴミ放置...マナー違反キャンプ客に批判 「火事になれば出来心で済まない」目撃者明かす状況

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相手は地元住民に注意を受けていた

   モロケンさんによる詳しい顛末は次のとおりだ。

   まず12日15時ごろ、モロケンさんが公園を訪れた時点で相手のテントは設置されていた。同日夜には、巡回中の消防車が防火訓練を告知する際の放送で、昨年は公園内で数件の火災が発生したと注意喚起していたという。

   翌13日朝、モロケンさんはトイレへ行きがけに、当該テント周辺に散乱するゴミと芝生の焦げ跡を目にして冒頭のツイートに至る。相手が目覚めたら片付けるだろうと考え、直接は接触しなかった。

   当時、2人の振る舞いを問題視しているのはモロケンさんだけでなかったようだ。モロケンさんのテントを訪れた地元住民が、2人に関して「散らかしてるから注意した」と話す場面もあったという。

   昼前に相手が公園を発ち、跡地は一見すると朝より綺麗になっていたが、投稿で伝えたような状況だった。モロケンさんがツイッターのDMを通じて、女性に対してゴミを片付けた旨と今後繰り返さないよう伝えたところ、謝罪があり、直火ではなく焚き火台を使用していたが地面に近く芝生が焦げた旨の説明を受けた。ほどなくして相手はアカウントを削除したとする。

   同公園の利用にあたり、甲佐町はウェブサイトで、焚き火などの灰や炭についても廃棄は禁止としたうえでゴミは自宅に持ち帰るよう呼びかけている。公園内や周辺でゴミの不始末が散見されるとし、今後状況に変化がなければ公園を閉鎖するともいう。ページが更新されたのは今年8月だ。

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