「少年革命家」を名乗る不登校YouTuberゆたぼんさんの日本一周が終了したことを受け、父の中村幸也氏が2022年11月14日、「大きく成長した」などと息子への賛辞をツイッターで送った。
「137日間本当に色んな事がありました」
ゆたぼんさんは6月30日から、クラウドファンディングで募った資金を元手に、「ゆたぼんスタディ号」で日本一周の旅に出発。日本各地で支援者と会ったり、観光などをしたり、不登校児と交流したりするなどの様子を動画やSNSで伝えていた。
出発から4か月半。ゆたぼんさんは11月13日、
「今日、11月13日にゴールしました 137日間本当に色んな事がありました」
とツイッターで報告。そのうえで、「支援してくれた皆さん、応援してくれた皆さん、支えてくれた皆さん、本当に、本当に、ありがとうございますこの経験は一生の宝物です」と感謝の言葉を述べた。
企画の終了にあたって、中村氏は14日、「『ゆたぼんスタディ号で日本一周』の走行距離は16899kmでした。今回の旅を支え、そして応援して下さった方々に心から感謝しております」とツイッターで報告。車載メーターの走行距離を映した写真も掲載している。
続けて、「この旅でゆたぼんもたくさんのことを学び、大きく成長したと思います。そしてこの経験を生かして、今後もゆたぼんは自分らしく生きていってくれると信じています」と息子への賛辞を送った。
ゴール報告当日にも学校批判
一方で、中村氏は前13日に、「学校で教わって一番身につくのは、道徳でも知識でもなくて『服従』なのかもしれない」と持論を展開している。
同日には他にも、「日本の学校では権利を主張することを教えないので、知らず知らずのうちに奴隷意識が植えつけられる」との持論を展開。「ブラック校則などの理不尽にも従い、おかしいことにも声を上げず。勇気を出して声を上げても洗脳された多数派の意見に潰される。やがて大人になりブラック企業で働く事にも疑問を持たず、従順な社畜に」などと主張していた。
これらの意見には、ゆたぼんさんに100万円を支援した実業家「かずきち」さんも同調しており、14日のツイッターで「事業やってくほどよく分かる奴隷の多さ 少子高齢化の泥舟な現状と将来では、社畜を増やす教育をいくらしても国は成長しないだろうね」と自らの考えを示していた。