共産小池氏パワハラ、志位氏も「まずいとその時思った」 対応遅れ反省「議論しておけばよかった」

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「率直に問題提起をして、きちんと議論しておけばよかった」

   党としても対応が遅れた。志位和夫委員長は11月14日の記者会見で、「常任幹部会としても対応が遅れたというのは反省点にしなくてはいけないということを確認した」と指摘。対応が1週間遅れた理由を「この問題が起こって、どういう事実があったのか、それをきちんと共有の認識にして、それがどういう性格の問題なのかという正面からの議論がされなかった」と説明した。

   志位氏は10月30日に新型コロナ感染が確認され、11月11日まで隔離されていた。ただ、11月5日の会議は動画中継で「だいたいは見ていた」といい、「私の率直な認識を言うと、『まずい発言じゃないかな』ということをその時に思った」。オンラインで出席した11月7日の常任幹部会では小池氏の言動は問題にならず、「まずい発言だと感じたわけだから、率直に問題提起をして、きちんと議論しておけばよかったなというのが私としての反省点」だとした。

   一連の問題について詳しい報告を受けたのは、隔離が明けた翌日の12日夜。「そこで初めて、どういうやりとりがあったか、それから、ネットの上で随分と批判も広がっている、そういうことを知り、『これはまずいな』と考えて色々な対応をやった」などと説明した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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