2022年11月14日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」では、俳優の福原遥さんがヒロインを務める岩倉舞の「遅れてきた反抗期」が描かれた。
「お母ちゃんだって、お父ちゃんと出会って大学中退したんやろ」
同作は、ものづくりの町・東大阪市にある町工場で生まれたヒロイン・舞が、自然豊かな長崎の五島列島での暮らしを経て、周りの人と絆を深めながら空を駆ける夢に向かっていく物語。
大学のサークル活動を通して、旅客機のパイロットになりたいという夢を抱いた舞は、両親に「夏に受験して合格したら、大学中退してここ通いたい」と航空学校のパンフレットを見せる。しかし、母・めぐみ(永作博美さん)は大学は卒業してほしいと反対。「一回、人力飛行機で飛んだだけやろ」 との主張に、舞は「一回だけでもわかる。お母ちゃんだって、お父ちゃんと出会って大学中退したんやろ。その気持ちに間違いなかったんやないの?」と反抗する。
その話を「お母ちゃんに嫌なこと言うてしもた」と後悔する舞から電話で聞いた兄・悠人(「関ジャニ∞」横山裕さん)は、「遅れてきた反抗期。どこまで続くか見ものやな」と茶化すように言うのだった。
「ヒヤッとした」「正確に一撃で急所をつくタイプ」
めぐみは大学時代に浩太(高橋克典さん)と出会い、中退して駆け落ち同然で結婚。長崎県・五島列島の実家を出たきり、母・祥子(高畑淳子さん)とは長らく絶縁状態になっていた。
そうしためぐみの痛い過去を突くような、舞の言葉に対して、視聴者からは
「舞ちゃん、正確に一撃で急所をつくタイプ!」
「火の玉ストレート過ぎて、ぐうの音もでないよね 舞ちゃんハッキリ言えて偉いよ」
「舞ちゃんの大学中退パンチによりリアルでもダメージ受けた人どんくらいいるんだろw」
「ヒヤッとしたけど、親子で言いたいこと言い合える関係は健全でよい」
「自分の中退を指摘されたときのお母ちゃん、顔見ただけで本当はちゃんと卒業したかったってことが伝わるな... 暴言吐いたと後悔する舞ちゃんもええ子や...」
「舞ちゃんの攻撃で、お母ちゃんのHPがゼロになった 中退の話は厳しいよね~」
「お母ちゃん途中で駆け落ちしちゃったから余計に大学は出てほしいよねぇ」
などと、反響があがっている。
「ちっちゃい頃からずっと思っててん 強い人になりたいって」
— 朝ドラ「舞いあがれ!」 (@asadora_bk_nhk) November 14, 2022
ばんば、昔、言ってましたね。
「どがん向かい風にも負けんと、たくましく生きるとぞ」
舞ちゃん、その言葉、ずっと大事にしていたんだね…#福原遥 #朝ドラ #舞いあがれ pic.twitter.com/o74r9PlgXU