デジタル庁は2022年11月14日、新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」の情報を紹介する厚生労働省のウェブページが、ツイッター社により警告を受けたと明らかにした。
ツイッターを通じて該当ページに遷移しようとすると、「スパムまたは安全でない可能性がある」と思いとどまらせるような案内が表示されるが、デジタル庁は安全性に問題ないとして無視するよう呼びかけている。
14日15時45分までには警告は消えたが、表示されていた原因は不明。デジタル庁はJ-CASTニュースの取材に、ツイッター社には確認のため連絡をしたと答えた。
11日のツイート、添付リンクを押下すると...
デジタル庁は11日、COCOAの最終アップデート版アプリの配布をツイッターで予告した。
投稿には、COCOAの情報を一覧化した厚労省のページリンク(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html)を添付していたが、ツイッターから警告を受けているとして混乱が広がっている。
リンクを押下すると、「警告:このリンクは安全ではない可能性があります」と忠告するツイッター内のページに遷移する。遷移先は「Twitterまたはパートナーによってスパムまたは安全でない可能性があると認識されています」と注意を促し、以下のいずれかに該当する恐れがあるとしている。
・個人情報を盗んだり、電子端末に悪影響を与えたりする悪意のあるリンク
・ユーザーに誤解を与えたり、利用を妨害したりするスパムリンク
・実際の危害につながる可能性のある暴力的または誤解を招くコンテンツ
・Twitterに直接投稿された場合はTwitterルールに違反するカテゴリのコンテンツを含む
「前のページに戻る」と書かれた目立つボタンも設置され、それでも該当ページに進む場合は、「この警告を無視して続ける」を選択しなければいけない。