新庄ハムは来季「台風の目」に? オリ伏見FA移籍有力報道...宇佐見と正捕手争いでチーム力底上げか

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   国内FA権を行使したオリックス・伏見寅威が日本ハムに移籍有力であることが2022年11月14日までに、スポーツ紙で報じられた。

  • 日本ハム・新庄剛志監督(写真:アフロ)
    日本ハム・新庄剛志監督(写真:アフロ)
  • 日本ハム・新庄剛志監督(写真:アフロ)

「伏見がリードすれば、投手陣の新たな良さを引き出してくれるでしょう」

   移籍が実現すれば、日本ハムにとって大きなプラスアルファであることは間違いない。伏見は今季チームトップの66試合で先発マスクをかぶり、26年ぶりの日本一に貢献。特に左投手のリードに定評があり、2年連続2ケタ勝利を挙げた左腕エース・宮城大弥からも絶大な信頼を寄せられていた。打撃は打率.229、3本塁打、21打点と際立った数字ではないが、パンチ力のある右打者で、追い込まれたら軽打で逆方向に安打を飛ばす器用さも兼ね備えている。北海道千歳市出身で故郷に近いことも、大きな活力になるだろう。

   日本ハムにとっても、経験豊富で「勝つ野球」を熟知している伏見が加入すれば心強い。今季は新庄剛志監督がレギュラー白紙を公言し、7人の捕手を起用。宇佐見真吾がチームトップの67試合でマスクをかぶった。計81試合出場で打率.256、5本塁打、24打点はいずれも自己最高の成績。今オフはアイドルグループ・ももいろクローバーZの高城れにとの結婚を発表して話題になった。来年は不動の正捕手として活躍する思いが当然強いだろう。

   日本ハムを取材するスポーツ紙記者は「伏見がリードすれば、投手陣の新たな良さを引き出してくれるでしょう。宇佐見とのハイレベルな正捕手争いがチーム力の底上げにつながる。日本ハムは元々投手力が低いチームではない。今季は最下位に低迷しましたが、バッテリーを強化すれば来年は台風の目になる可能性があると思います」と期待を込める。

   日本ハム・伏見が誕生すれば、パ・リーグの勢力図が変わるかもしれない。

(中町顕吾)

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