「ただの布ではなくて、空を飛んできたというストーリー性を...」
リサイクルを担当するJALエンジニアリングの担当者は
「ただの革や、ただの布ではなくて、空を飛んできたというストーリー性を楽しんでいただきたい」
とアピールする一方で、「単に航空機部品をポーチっぽくするだけでは、やはりなかなか喜んでいただけないということも分かってきた」とも。
「日用品として使いやすい、持ちやすいものでありながら、それが航空機部品の廃材であるというところが非常に重要」
だという。
特に人気なのが「整備のお仕事ガチャ」。翼のボルトやエンジン用のナット、読書灯のカバーといった小さい部品を羽田空港のガチャコーナーで4回にわたって売り出し、いずれも完売した。担当者は「小さいながらも、実際に飛行機に付いていた部品、ほぼそのままのものが手に入る」点がうけているとみる。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)