元々30本だったのに「26本+4本増量!」 お得感演出?ネスレ日本「ふわラテ」シリーズに一部反発

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ネスレ日本の見解は

   ネスレ日本メディアリレーションズ室は11月11日、J-CASTニュースの取材に、標準本数を26本に変更し、パッケージで増量をうたい始めたのは10月頃からだと説明する。

   削減の背景には、商品を取り巻く苦しい事情がある。

「コーヒー豆、コーンシロップ、植物油脂、全粉乳などの飲料製品の原材料、ならびに、部品素材などのコーヒーメーカーの原材料の価格の上昇が続いています。さらに円安の進行も続いており、ネスレ日本では、日頃からコスト削減に取り組み、対応してまいりましたが、企業努力で吸収することが困難な状況であるため、標準本数を変更することにいたしました」

   4本増量キャンペーンは期間限定だという。在庫がなくなり次第、"通常"の26本入りに切り替わっていく。増量の狙いは、「ふわラテ」シリーズの新商品発売および一部刷新のタイミングで、多くの消費者に試してもらうためだ。

   「ふわラテ」シリーズは、「ふわラテ」「ふわラテまったり深い味」「ふわラテハーフ&ハーフ」「ふわラテおいしいノンスイート」の4種類あり、9月から新たに「ふわラテまろやかミルク」が加わった。「ふわラテ」はリニューアルされ、ミルク感を強化した。

   消費者からのSNSでの反応には「消費者の皆様のお声は真摯に受け止めつつ、今後も消費者の皆様に喜んでいただけると製品づくりを行ってまいります」としている。

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