鎌田大地よりキム・ミンジェが「一枚上」 「封じ込め」に韓国メディア自信?CLミニ日韓戦に注目

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   サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が2022年11月7日に行われ、日本代表MF鎌田大地(26)が所属するフランクフルト(ドイツ)がナポリ(イタリア)と対戦することが決まった。

  • 鎌田大地選手(写真:ZUMA Press/アフロ)
    鎌田大地選手(写真:ZUMA Press/アフロ)
  • 鎌田大地選手(写真:ZUMA Press/アフロ)

CL日本人初の3試合連続ゴールで存在感

   ナポリには韓国代表DFキム・ミンジェ(25)が所属していることから韓国メディアは「ミニ日韓戦」として注目。スポーツメディア「スポーツソウル」(WEB版)は、11月8日に鎌田とキムの特集記事を組み両者の力を分析した。

   CL1次リーグD組のフランクフルトは3勝2敗1分けで2位通過。対するナポリはグループA組を5勝1敗で1位通過した。ナポリは今季イタリアリーグ・セリエAで首位を快走しており、勢いそのままに1次リーグでは最多となる20得点をマークした。

   記事では鎌田がベルギー1部・シント=トロイデン時代の2018-19シーズンに34試合15ゴールを挙げポテンシャルの高さを見せたとし、フランクフルトに復帰した2019-20シーズンからチームの中核として活躍していると評価した。

   鎌田はCL1次リーグでも存在感を示した。最終節のスポルティング(ポルトガル)戦ではPKから同点ゴールを決め、CL日本人選手初となる3試合連続得点をマーク。チームを決勝トーナメント進出に導いた。11月20日に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表メンバーにも選出されている。

鎌田が脅威のアタッカーであることは間違いない

   一方のキムは韓国リーグ、中国スーパーリーグを経て21年8月にトルコプロサッカー最上位リーグのスュペル・リグに移籍。翌22年7月にナポリに移籍し守備の中心として活躍している。フランクフルト戦では鎌田を抑える任務を担う見通しだという。

   同メディアは鎌田の実力を高く評価し、脅威のアタッカーであることは間違いないと指摘。それでも今季のキムのセリエAでの活躍を見ると決して鎌田に引けを取らず、むしろ「一枚上」という評価が適切だとしている。

   ナポリは11月8日に行われたリーグ戦第14節でエンポリを2-0で下し連勝を「10」(12勝2分け)に伸ばした。2位ACミランとの勝ち点差を8ポイントに広げ首位を快走している。

   エンポリ戦の内容を伝えた韓国メディア「韓国日報」(WEB版)は、キムがセンターバックとしてフル出場し安定感あふれる守備を見せたと評し、英国のサッカー統計サイト「WhoScored.com」によるキムの評価に言及。同サイトは、相手のシュートを1度阻止し88%のパス成功率を記録したキムに6.81点の評価を与えた。

   CL決勝トーナメント1回戦は、23年2月と3月にホーム&アウェー形式で行われる。

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