格闘技イベント「Breaking Down6」の前日記者会見で、対戦相手をパイプ椅子で殴打し、ケガを負わせた「会津の喧嘩屋」ことYouTuberの久保田覚さんが2022年11月7日、自身への批判にインスタグラムのストーリーズなどで反論した。
騒動を受け丸刈り姿で謝罪
久保田さんは2日に開催された前日記者会見で、対戦相手だったYouTuberのアドリブまさおさんと対面。挑発を受け激昂した久保田さんは、座っていたパイプ椅子でまさおさんを殴打し、左まぶたから流血させるケガを負わせた。このトラブルを受け2人の試合は中止になった。
久保田さんは2日の会見後、YouTubeに公開した動画で「盛り上げたい気持ちが強すぎました」と動機を説明。「(出演者は)煽り合いといってもキワキワでやっていた人が多かったので、ここまでやっちゃうのかと印象を悪くさせてしまいました」「見ていて不愉快だったと思います。本当に申し訳ございません」と謝罪した。
試合当日の3日には、丸刈り姿でリングに上がって一連の行動を謝罪し、「今後はブレイキングダウンという場所から永遠に姿を消したいと思います」と同イベントを離脱する意思を見せていた。
一連の騒動をめぐり、久保田さんの元には誹謗中傷も寄せられていたようだ。7日公開のYouTube動画で、本人が
「仕方ないことだけど、やっぱDMとかコメント、最近すげぇからな。......『死ね』とか『殺す』とかって(届く)」
と厳しい反応を受けていることを明かしていた。
以前の久保田さんだったら何かしらの反応をしていたとするも、「今回は自分のアレ(騒動の発端)だったからさ。これは流石に言い返せねぇなって。言われても仕方ないのかなって」とした。
「どうせなら応援してくれる人の言葉を大事にしたい」
同日には、インスタグラムのストーリーズで騒動をめぐる批判に反論している。一部から、アンチからのコメントをブロックすることの是非を問われていたという。
「アンチブロックするな逃げるなと言われますが、血を吸ってる蚊が居たら潰すしそんな感覚です。今回何言われても仕方ないとは思いますが、別に大事にそのコメントやDMを大事にする必要はないと思いますし、どうせなら応援してくれる人の言葉を大事にしたいです」(原文ママ)
久保田さんは同じ文書をツイッターにも投稿しており、そこでは、「誤解させたようですが指摘と暴言脅迫は違うて事です」と補足している。
先述の7日の動画では、今後についても言及。地元である会津に帰ることも含め考えている途中だったとしつつも、「意外に今後俺を『這い上がっていくところを見たい』っていう人も意外にいて。正直やるかやりたくないかって言ったら、正直活動は続けたいんですよね」として、活動を続けることを決意。
流血騒動の際にツイッターのトレンドに載ったことに触れ、「ああいうので載るんじゃなくて、小さい子とかでも見られる、カッコイイことで載れるように今後絶対這い上がる」と宣言した。