「営業所に無線連絡して、そこから警察に連絡を指導している」
「クラクションは、1回長く鳴らし、計2、3回鳴らしたと聞いています。ドライバーが車内にはいないと思って呼び出そうと鳴らしたということですが、間違っている行動でしたので指導しました。バスが通行できないときは、営業所に無線連絡して、営業所から警察に連絡するよう指導しています。クラクションを鳴らせば、口論になってしまいますので、適切だったとは思っていません」
バスの乗務員は、クラクションを鳴らしてもドライバーが車からまったく出てこなかったといい、後続の車が来てクラクションを鳴らされてから、初めて営業所に連絡したという。営業所が警察に連絡するため、車のナンバーを見ようと、乗務員が降りたところ、いないと思ったドライバーが車内にいた。このため、気持ちが熱くなって、動画のような行動に出たという。
乗務員が動画の最後でバスに戻ったのは、営業所から無線連絡が入り、状況を説明するためだったとした。その間に、付近の住民が家から出て来て、車のドライバーに移動するよう伝え、車がバックしたため、バスはそのまま出発したとしている。
この間、バスは現場に10分ぐらい停車していた。車内は、満員ではなく、数人が乗車していたという。当日のうちに、車のドライバーから営業所に電話連絡があり、クラクションを鳴らしたり動画のような言動があったりしたことを謝罪して納得してもらったとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)