元HKT48でタレントの村重杏奈さん(24)が2022年11月6日、初の写真集「びびぐら 村重杏奈」(講談社)の発売記念イベントを都内の書店で開き、報道陣の取材に応じた。写真集は、ファッション誌「ViVi」が創刊したグラビアマガジン「びびぐら」の第1弾。
HKT48では同期が写真集を出版する中、村重さんは21年12月にグループを卒業。「さすがにアイドルじゃないし、写真集出せないだろうな」と思っていた中での出版で、「仕事めちゃめちゃ頑張ってよかった」「最高に嬉しいです!もう世界で一番幸せ」と大喜びしていた。村重さんいわく「今や、アイドルのときよりも私、ちょっと人気上がったんですよ」。卒業発表が相次ぐ古巣の仲間にも「元気いっぱい活動していれば絶対いいことある」とエールを送っていた。
「もうガチの、ガチの村重の生乳なんですよ」
「びびぐら」は、「誰かに消費されるために脱ぐのではなく、自信を持った自分の身体をもっと知ってもらうために脱ぐグラビアマガジン」がコンセプト。村重さんは元々胸の大きさにコンプレックスがあり、「ダボッとした服で生きてきた」が、HKT48の楽屋で着替える際にメンバーから「村重、まじでいい体だよ」と言われ、意識を変えた。
写真集は全144ページで、お気に入りはクマのぬいぐるみが「おっぱいの重圧に耐えられなくなっている」カット。「こんなクマ見たことないでしょ?かわいそうだけど幸せそう。ご満悦クマちゃん」とおどけていた。
記者会見では「あと、自慢していいですか?」と、猛アピールする場面もあった。通常のグラビア撮影は「みんなヌーブラとか入れて、おっぱい大きく見せるようにしている」が、村重さんの写真集では「一切入れてないんですよ。もうガチの、ガチの村重の生乳なんですよ、ずっと、どのページも」。写真集では一般的なレタッチ(修正)も、撮影当日にできたニキビを隠した以外は行っていないといい、
「これを見た人は本当に私の全てが想像できるぐらい、超リアルになっているので、そこがね、めっちゃ自慢ポイントです。絶対記事に書いてほしいです」
と自信を見せていた。
村重さんは指原莉乃さん(29=19年卒業)の薫陶を受けた「指原チルドレン」のひとりとして知られ、最近のテレビ出演では指原さんの「右腕」を自任する。それができるのも、事務所の移籍など「さしさんが全部導いてくれたおかげ」だ。写真集を見た指原さんは泣いて出版を喜んでいたという。
村重さんいわく「今や、アイドルのときよりも私、ちょっと人気上がったんですよ」。村重さんがファンとの交流イベントを開くのはグループを卒業してから初めてで、「こんなに立派な芸能人になった村重を、正々堂々見せられたら」とも話した。
「今ね、私、月に22本テレビ出たりしてるんですよ!」
卒業からまもなく1年。卒業発表が相次ぐHKT48のメンバーにとっては、村重さんはロールモデルのひとつになる可能性もありそうだ。どうすればグループ時代よりも人気が上がり「立派な芸能人」になれるのか。村重さんによると「私は諦めない気持ちが一番大事」。卒業直後は仕事があるか不安な中でも、諦めずにSNSの更新を続けたりしたことで、今の状況につながったという。
「テレビにも最初は本当に月に1本とかしかなかったんですけど、それでも全力で、裏でも楽屋でもずっと盛り上げて、元気いっぱい頑張ってたら...。今ね、私、月に22本テレビ出たりしてるんですよ!だから、そういうふうに繋がっていくと思うので、裏でも表でも笑顔を忘れずに」
その上で次のように話し、「笑顔」を続けることの大切さを説いていた。
「芸能人の人は周りから愛される人が一番私は素敵だと思うので、あんまり『裏では、しょんぼりしてるよね』とか言われる人にはなりたくないと自分自身思っていたので、常に笑顔でいるように心がけています。だからHKTメンバーも卒業して芸能の道に進みたいと思っている子も、やっぱりとにかく笑顔を忘れずに、元気いっぱい活動していれば絶対いいことあるなと思うので、みんなで頑張ってほしいなと思います」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)