竹原氏「昔K-1に出ろと言われた」
「昔、(ボクシングの)世界チャンピオンを引退した後に『K-1のヘビー級で出ろ』と言われた。でもずっと断っていた。今日分かったことは、やらなくて良かったです。あんなの蹴られたら死んじゃうよ」
竹原氏は95年12月にWBA世界ミドル級王者ホルヘ・カストロ(アルゼンチン)に挑戦し、判定勝利を収め日本人選手として初めて世界ミドル級タイトルを獲得した。96年6月の初防衛戦で世界1位ウィリアム・ジョッピー(米国)に9回TKO負けを喫しベルトを失った。試合後、網膜剥離が発覚して24歳で現役を引退。通算成績は24勝(18KO)1敗。
一方のホースト氏は、90年代前半にK-1に参戦し、ピーター・アーツ(オランダ)、アンディ・フグ(スイス)らと共に活躍。K-1では4度の優勝を誇り、パンチ力の強さや技術の高さから「ミスター・パーフェクト」と呼ばれた。現在は格闘技イベント「ホーストカップ」で後進の育成に尽力している。