YouTuberのラファエルさんは2022年11月6日に公開した動画で、YouTubeの広告収入の10%を未来永劫、子育て支援などを行う認定NPO法人の「フローレンス」に寄付し続けると宣言した。
「収入を、未来永劫いまから行くところの団体(フローレンス)に募金しようかなと思って」
ラファエルさんは10月29日の動画で、しばらくのあいだYouTubeの更新を休止するとしていた。休止理由については「上の子がとある病気にかかってしまって、急きょ入院という形になってしまいました」と、子供の入院の付き添いなどをするためだとしていた。
ラファエルさんは1週間ぶりとなる11月6日に公開した「ご心配おかけしました、今後のYouTube活動について」で、我が子の入院をきっかけとして、働く子育て世代の生活環境について考えたとした。
「子供がいる家庭って結構、子供中心(の生活)ですから。子供中心で仕事を休まなあかんくなったりとか、もっと言ったら事実上会社にいれなくなったり、いづらくなったりとか(することもある)」
そうした中で「母子家庭とか、貧困層とかを支えてるNPOの団体を見つけたんですよ」と、認定NPO法人「フローレンス」を知ったとした。
実際に、ラファエルさんは「僕が今回めちゃくちゃ困ったから。僕はお金というより、時間の方ですごく困って。僕のママ(奥さん)がまだOLやってますから、休ますわけにはいかないし......」と子供の入院時を振り返った。
ラファエルさんはフローレンスを知り、「ここ活動の仕方素晴らしいな、大きいな、信用あるな」と感じ、YouTubeの出演を依頼したという。
ラファエルさんは「宣言させてもらっていいですか? こんなこと言ったら、偽善者って言われると思うんですけど」と切り出し、「その活動、すごい本当に感動したんで。YouTubeの僕の広告収入あるでしょ。収入を、未来永劫いまから行くところの団体(フローレンス)に募金しようかなと思って」とした。
寄付の金額について「(収益の)何%いこ? 5%?」としたラファエルさんだが、撮影スタッフは「10!」と返答。「10%って大きいですよ!?」とするも、「10は行かないと」と説得され、「10いきましょうか」と10%の寄付を決めたとした。