読書感想文に「つまらん」とだけ書いたら、教頭に呼び出され... Twitterで反響呼んだ「忘れられない先生の言葉」

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   みなさんは大人になっても印象に残っている先生はいますか?「学校の先生との思い出」に関する印象的なエピソードは、Twitterでたびたび話題になります。

   「学校の先生との思い出」に関するツイートが拡散されやすい理由について、ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)が探ってみました。

  • 先生との思い出、ありますか?(画像はイメージ)
    先生との思い出、ありますか?(画像はイメージ)
  • 先生との思い出、ありますか?(画像はイメージ)

強烈なコメントで指導してくれたピアノの先生

   ユニークな先生の存在や、その先生から受けた指導は、長年強烈に胸に残りつづけるものです。

   あるTwitterユーザーが投稿した、短大の保育科でのピアノの先生から受けた指導についての思い出話が注目を集めました。

   その先生は、指導の際に「短調の曲をこんなに死にそうに弾く人はじめて」「あなたの体を流れているのは日本じゃなくてラテンのリズムよ」「あなたのピアノは荒れ果てた庭木のよう」といった、個性的なコメントを繰り出したそうです。

保育科時代にピアノの先生から受けた指摘の仕方が芸術の感性に長けていて大好きだった「シェイクスピアみたいな言い回し」- Togetter

   それでも、先生の厳しい指導のおかげで、ピアノがめきめきと上達して最高評価で卒業できたとのこと。そのTwitterユーザーは「性格も私と水と油くらい正反対でおもしろかった。先生だいすき!」と振り返っています。

「評論とはなにか」を教えてくれた教頭先生

   先生とのコミュニケーションがきっかけで苦手だったことが好きになった、という話もよく注目されます。

   あるTwitterユーザーが中学1年生の時に読書感想文に「つまらん」と一言書いて提出したところ、元は国語を教えていた教頭先生から「何がつまらないか箇条書きにして持っておいで」と言われました。

   箇条書きにしたものを持っていくと、教頭先生はその場で内容をつなげていき、さらに2人で新しい要素を継ぎ足す作業を繰り返すことに。教頭先生は最終的に完成した400字詰め原稿用紙10枚ほどの作品をもって「これが評論というものなんだよ。よくがんばったね」と一言。これをきっかけに、そのTwitterユーザーは国語が大好きになったそうです。

読書感想文に「つまらん」とだけ書いたら教頭先生に呼ばれ、その結果国語が大好きになったというお話- Togetter

   この話を見た人からは「頭ごなしに叱らないでこうやって諭す人すごい」「良い先生に当たるとその教科が好きになるよね」と教頭先生の対応を評価する声が集まりました。

調理実習で大根の切り方を「変わってる」と言われて...

   もちろん、学校生活は楽しい思い出ばかりではありません。ときに先生からの指導が、長く胸にわだかまってしまうことも。

   あるTwitterユーザーが描いた、小学校の調理実習で、先生に大根の切り方を注意された思い出にまつわる漫画が共感を呼びました。

   その人が家のお味噌汁にならって大根を細く切っていると、先生から「普通いちょう切りよ。変わってるのねえ」と言われ、とても恥ずかしい思いをしたそうです。

   ところが、ある日ご主人が作ってくれたお味噌汁の大根が細切りだったことに衝撃を受けます。調理実習での一件以来、細切りは恥ずかしいことと思っていたそのTwitterユーザーは「小6の私が救われた」と結んでいます。

小学校の料理実習で大根が細切りの味噌汁を作ったら、先生から「普通じゃない」と言われた恥ずかしい思い出が夫によって救われた話- Togetter

   この投稿に対する反応の中には、同じような思いをした人の体験談も複数見られました。先生にとって何気ない一言でも、子どもにとっては重たく響くこと、ありますよね...。

親も感謝したくなるユニークな宿題

   自分の子どもが先生から受けた指導について、親視点で発信するツイートも注目されやすい傾向にあります。

   特別支援学級に通うお子さんを持つTwitterユーザーが、先生からお子さんに出されたユニークな宿題に胸打たれた様子をツイートしました。

これが今日の息子の宿題。嘘でしょ何これ?と思うかもしれないが、先生の大きな愛が詰まってた「こんなの思いつかないよ」- Togetter

   その宿題とは、お菓子の包装の一部を切り取った破片。こちらは、給食でストローの袋を開けることが難しいお子さんのために、包装の「ギザギザ部分」から開封する練習をするために渡されたものだったのです。

   先生が、お子さんの得手不得手にしっかり寄り添い、愛ある指導をしていることが伝わってくるお話ですね。

   誰もが学校生活を経験するからこそ、先生に関する印象的なエピソードには、多くの人にとって反応したくなるポイントが含まれています。

   Twitterで話題になった先生のエピソードをたどると、忘れかけていた学校時代の思い出がよみがえるきっかけになるかも?

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

今回の記事で紹介したまとめ一覧

保育科時代にピアノの先生から受けた指摘の仕方が芸術の感性に長けていて大好きだった「シェイクスピアみたいな言い回し」- Togetter

読書感想文に「つまらん」とだけ書いたら教頭先生に呼ばれ、その結果国語が大好きになったというお話- Togetter

小学校の料理実習で大根が細切りの味噌汁を作ったら、先生から「普通じゃない」と言われた恥ずかしい思い出が夫によって救われた話- Togetter

これが今日の息子の宿題。嘘でしょ何これ?と思うかもしれないが、先生の大きな愛が詰まってた「こんなの思いつかないよ」- Togetter

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