早稲田大「オリジナル香水」があった! 「大学のイメージ表現」どんな匂い?制作会社明かす開発経緯

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   斬新な大学オフィシャルグッズがSNSで話題になっている。早稲田大学の香りをイメージした「早稲田オリジナルコロン」だ。

   ツイッターでは、「香りが気になる」などと興味を持つ声が上がっている。J-CASTニュースは早稲田大学のオフィシャルグッズショップ担当者に発売経緯を取材した。

  • 早稲田オリジナルコロン
    早稲田オリジナルコロン
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「知性やシャープさと同時に懐かしさや落ち着きを感じられる雰囲気」

   早稲田オリジナルコロンは2022年10月上旬ごろに、ツイッターで紹介されたことをきっかけにSNSの一部でちょっとした話題になった。

「慶應や青学ですら売ってないのに何で早稲田でオリジナルコロン出してるんだろう」

   慶応大学はもちろん、いわゆるMARCHと呼ばれる東京都内の有名私立大学群でも11月4日現在、大学のオリジナル香水を販売しているところはない。あまりの珍しさにツイッターでは「早稲田の香りが気になる」「稲の匂いがしそうで好き」といった声が寄せられた。

   いったいどんな香りなのか。早稲田大学から正式に委託を受け、オリジナルグッズを制作・販売するデューク・コーポレーション(東京都世田谷区)の担当者は10月25日、取材に対しこう説明する。

「『都会の中のオアシス』『喧騒の中で心休まる場所』のようなイメージのもと作られた香りです。具体的な植物の香りに近づけているというよりも、知性やシャープさと同時に懐かしさや落ち着きを感じられる雰囲気を目指した香りとなっております」

   香りを検討するにあたっては、早稲田大学に対する先入観を持たない海外の調香師をキャンパスに招いたという。調香師には実際に大学周辺を散歩してもらい、数種類の香りを提案してもらった。それらの香りを大学職員や学生に嗅いでもらい、アンケートの結果、選ばれたものだそうだ。

   早稲田大学のどこかの匂いではなく、早稲田大学のイメージや雰囲気を表現した香りだとして、角がなく日常生活でも使いやすいという。担当者は「新宿という都会の雰囲気と緑の多いキャンパス内のオープンな雰囲気が想起される、早稲田大学らしい香りになっていると思います」とコメントした。

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